注意※ネタバレしかない。
おいしい給食感想を書きたいな〜とずっと思ってて。
これは「劇場版おいしい給食Final Battle」という映画を観に行ってきた感想(?)と、見て気になったことや面白かったことを破茶滅茶に誰かに言いたい、そんな内容の一方通行なブログです。
普通映画終わって一緒に見た人とやることをブログでやる…ということ…です…わかるよね…そういうことだ……
記憶があって無いような、そんなうわ言のような文章ですが、よかったらどうぞ。
まず、「おいしい給食」とは?
1980年代中学校を舞台に「給食絶対主義者」の男性教師と「給食マニア」の男子生徒の給食にまつわる闘いを描いた学園グルメコメディ。主演は市原隼人さん。
ウォーターボーイズできゃわわな高校生だった市原さんが、先生でした。
主題歌「君の花」
作詞作曲:こんどうたかふみ
歌:松本大輝(AMG MUSIC)
歌詞、良い。
冒頭のシーンからだいたい順番に。
・朝の生活指導
「ネクタイ!」って言われてる大人は誰なんでしょうか??? スーツ着てるし生徒じゃ無いけどあのあと出てこないよね!? だれ!??! 気になって仕方ない!!! 校長先生だった?
・給食が始まるイントロ
太鼓の音?がワクワクさせる。
給食を運ぶ給食当番の顔見るとこっちの頬も緩む〜。ツレ手洗いする女子〜^^
甘利田先生
- 給食にしか興味なさすぎる…態度の1つ1つが、対人間ではない。
- 最初はどの生徒にも教師にも興味がなく、全員多分給食のおまけくらいにしか思ってなさそう…。
- 数学とか答えがひとつのものが好きそう〜
公式があるものに心が落ち着き、惑わされず、与えられたものを拒否や曲解などせず、ただ苦手なものやお酒などは母を見てその経験から自ら避けている。
- 完璧主義すぎる究極のめんどくさがりなのか…?
- お母さん
お母さんめちゃめちゃ気になる…。料理が下手で、酒飲みで、歌を歌う甘利田母……シャンソン歌手とかやっててほしい。お父さんはなにしてるんだろうなあ。
・神野くん
用意された舞台で用意した人間の思う筋書き通りに動くことが最もふさわしいと思ってた甘利田先生。そこへ現れた神野くん。
彼は自分の想像力や好奇心に逆らわず、自分の理想ととことんやりあっていた。これは自分の信念を守ってきたつもりだった甘利田先生にはショックな出来事だったろうな〜と思う。
・鷲頭先生
鷲頭先生が朝生徒たちとグータッチで挨拶しているのは脚本なのかなあ。あれすごくいいなあと思った。
手を出されてそれに応じるってそれだけで信頼関係できちゃいそう。
甘利田先生は筋肉バカというあだ名をつける程度に人のことを観察しているけど、鷲頭先生のことが嫌いとかではなくて興味ないに尽きるのかな。
・佐野先生
冒頭で一癖つけたり礼儀正しく愛想がよくて理想も語れる社会経験有り?の面倒なヤツかと思いきや…モテモテの教育実習生なのに、意外と人の色恋沙汰に興味津々で人間臭いところが最高だった!笑
甘利田先生に正々堂々歯向かったのも良かったし、最後には感謝も言える良い奴!!
・御園先生
甘利田先生が給食無くなることを神野くんにわざと黙っていて影で笑っていた発言、これはびっくりした…ネガティブなきめつけをして非難すると思ってもみなかったのでだいぶ驚いたシーン。
甘利田御園ペアは、はやくくっつけ!という思いと、くっつくとこ全部見せてくれないならくっつかないでほしいという気持ちw
・居酒屋
ここで御園先生からお酌してもらいたい鷲頭先生vs絶対に注がせない佐野先生わろた。
一味マヨの件でも明らかだけど、他人に興味無い独りよがりのストイックさが面白い。
・歓迎会翌日の朝の生徒指導
二日酔いの甘利田先生いつもより2割マシで沸点が低い。
バリバリヤンキーロードな不良くんの赤い細ベルトは推しを思い出すし、それで地面鞭打つし、お前がいつ靴下のズレを気にすることがあるのか的な絶叫何回見ても笑うwww ほんとそれな!
あとソックタッチ懐かしすぎてだめw
後ろで様子見ながらチャックの上げ下げする鷲頭先生も筋肉バカなだけではなく、その出来事を職員室で同僚たちに身振り手振り交えて伝えていたのずっと面白いからダメw
ていうか、鷲頭先生めっちゃ人の体触るからパーソナルスペースがすごく狭そう…けしからん…(難しい顔)
・アランドロン
甘利田先生の感性は1980年代といえど、少し古めなのかな?
アランドロンのもみあげを調べてみたら、もみあげの位置までおでこの生え際のようなふさふさとした毛が生えてらっしゃった。すごい。これが甘利田ハンサムスタンダードなのか…。
・選挙
選挙応援の子たちが増えていくのアツい。たすきが派手になっていくのもアツすぎる。
応援グッズも増えるし、藤井さんが絵が上手いし描いてる間ゴウくん見つめまくりの役得で良い。
「はい押さな〜〜い」の佐野先生オモロ〜w
・演説
甘利田先生は普段が普段なだけに、誰かのために感情で動く熱いところがグッとくる。 つ よ い 。
計算も打算も無い子供なりに全力で感情を出す神野くんが悲しさを余計にそそった。
給食
なにかわからない謎のオーロラソースの偵察に自然と足が向かう甘利田先生。アルミの缶の蓋をガタガタそれとな〜く開けるとこすごいツボw
気づいた牧野さんに秘密を教えてもらえるチャンスも、自ら戒めてしまう。ストイック。
- オーロラちゃん
まじでやばい…これはクレイジーw
一瞬にしてオーロラちゃんの虜になる甘利田先生
本当は愛情深い人なんだなあ…(?)
- けんちん汁
匂いを味わうところ近すぎない???www
もう汁が鼻に入ってまっとるやろwwwと思いながら見ていると、不思議と鼻の奥に微かに醤油の香りを感じる。文字通り鼻で味わっているんだろうかw
- ぶどうぱん
ぶどうぱんのぶどうだけほじくって、ぶどう豆のぶどう足して大満足の顔好きwww
- カップラーメンの場面
甘利田先生からここに卵を落としてみてもいいんじゃないか?という言葉。衝撃的でした。
そして給食を無くした神野くんも、給食以外でも楽しめる場所はあると気付く。
これは居酒屋で出会った経験の、自分以外の人はみんなもっとおいしいものを知って行動しているということを知ったからなのではないか?
生徒も職員もまだまだ気になるんだけど…
書き出したら止まらないな…。
ずっと楽しみにしていた野球の試合、ライブ、友人とのお茶、全てが延期または中止になってしまいました。状況的に苦渋の決断をし手放さなければならないものもあり、次々と無くなっていく「楽しみ」の中でこの映画は本当に本当に楽しく、たくさん笑わせてくれました(ただし泣かされもした)
たくさんの人に見てもらって、この映画が今面白いんだよって知ってほしい。
市原さんのインスタ